はじめての卵子提供ガイド

ヨーロッパ

ヨーロッパの卵子提供事情

ヨーロッパも卵子提供に関して非常に発展したエリアです。しかし距離的に日本から遠く、渡航費も高くなってしまうため斡旋している卵子提供エージェントはほとんどありません。アメリカやアジアに比べて情報自体が少なく、ヨーロッパでの卵子提供を検討している人にとっては判断が難しいところなのではないでしょうか。

同じヨーロッパの中でもキリスト教圏では、倫理的観点から卵子提供がNGとされています。しかしながら世界的に見てもキリスト教の重要国家であるイギリスでは、卵子提供は一般的に行われています。ヨーロッパだから出来る・出来ないと一概に判断することは難しいので、卵子提供をヨーロッパでしたいという人は可能な国をしっかり選びましょう。ヨーロッパで卵子提供の実績が豊富で有名なのは、ベルギーとスペインです。スペインは法律で生殖補助医療そのものの整備・保護がきちんと行われており、医療技術のレベルの高さや卵子提供者がアジア人になる可能性も高いため選ぶ人が多いようです。ただし日本人はおろかアジア人という括りで見ても卵子ドナーはかなり少ないという情報もあり、ハーフの子供になる覚悟はしておいたほうがいいでしょう。寛容な国民性のためか生殖医療に関する規制もほとんどなく、ヨーロッパ最大の卵子大国とも呼ばれています。年間15,000人以上もの外国人患者が訪れ、そのうち70%が卵子提供の治療を目的としています。

ヨーロッパを選択するならスペイン

スペインの卵子提供者は18歳~35歳までで、健康診断や婦人科検診、染色体の異常を調べる検査を実施した上で卵子ドナーになっています。卵子ドナーは完全匿名で実施するよう法律で義務づけられているため、誰にするかはクリニック側で選びます。患者さんの顔立ちや体型、髪・目・肌の色など身体的特徴が最優先に判断されるようです。患者さんは卵子提供者の年齢と血液型のみ知ることができます。

スペインでの治療であれば、費用は治療費と薬剤費合わせて100万円程度とのことです。ただし斡旋しているエージェントがいないため、自分でコーディネートから通訳まで準備する必要があります。どうしてもヨーロッパにこだわりたいという気持ちがないのであれば、エージェントを経由してアメリカやアジアで卵子提供を受けたほうが無難と言えるでしょう。

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スペインはこんな国

南ヨーロッパに位置するスペインは、マドリードやバルセロナなどの大都市が栄え、世界中から多くの人々が移住してきている国です。人々が集まるのには、当然ながら理由があります。スペインが愛される理由について、さまざまな観点から紹介していきます。

気候が穏やか

スペインはヨーロッパの中でも南に位置する国で、ジブラルタル海峡を挟んでアフリカのモロッコと面しています。そのため比較的温暖で、特に地中海に面している都市は一年中暖かく、それでいて夏も湿度が低いため、蒸し暑さは感じません。特に、バレンシアやアリカンテといった都市は日本に比べて年間の降水量が少ないため、冬は暖かく夏は涼しいという過ごしやすい気候となっています。

食べ物がおいしい

スペインはヨーロッパの中でも食文化が栄えており、イタリアと並んで食べ物がおいしい国として知られています。代表的な料理であるパエリア、アヒージョ、スペインオムレツ、生ハムなどは、日本でも食べたことのある方が多いのではないでしょうか。食べ物が合うかどうかというのは、現地に住むにあたって非常に重要な要素となるので、見逃せないポイントとなっています。

医療費が無料

スペインは、医療費が無料の国となっています。これは医療費が税金でまかなわれているためで、税金は日本と比べて比較的高めとなっています。いざというときに、無料で医師の診察が受けられるのはありがたい点です。ただ、無料の診療は長時間待たされることもざらにあるので、注意が必要です。


自然災害が少ない

スペインは日本と比べ、自然災害がとても少ない国です。日本では毎年のように台風の被害があったり、地震もひんぱんに起こったりしますが、スペインでは基本的に、そうした災害におびえず暮らすことができます。

食材が安くておいしい

スペインは食材の質がいいことでも知られています。そうしたものを含め、スペインでは毎日開かれている市場で食材を購入していきます。特に野菜や果物に関しては日本の1/3程度の値段で購入できるので、食費に関してもある程度抑えることができるでしょう。また、市場は人々にとって社交の場ともなっているので、地域に溶け込む機会を与えてくれます。

親日家が多い

スペインの人々は非常に明るく情熱的で、親切な人がたくさんいます。また親日国とも知られ、日本食レストランや日本のアニメに接する機会も多数あります。スペインには400年以上前から日本人が移住してきており、そうしたことも背景にあるようです。

はじめての卵子提供ガイド

40歳以上、早期閉経、ターナー症候群など、排卵の不順が原因で悩む方のための新しい不妊治療「卵子提供」。今や年間300人以上の赤ちゃんが、卵子提供によって誕生しています。そんな卵子提供について、日本が置かれている現状や、海外で移植を受けるために知っておくべきこと、また提供を受けた方、ドナーとなった方それぞれの体験談をリサーチした結果を掲載。卵子提供を望むご夫婦の強い味方となってくれる、国内のエージェントの一覧も掲載しておりますので、参考にしていただければ幸いです。

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