はじめての卵子提供ガイド

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ドナーはどうやって探すの?

卵子ドナーはどのように探せばいいのでしょうか?卵子ドナーの提供元は、大きく分けて身内とエッグドナーの2パターンです。しかしながら、不妊問題を身内に打ち明けている人はあまりおらず、むしろ身近な人だからこそ余計に相談しづらいという側面があります。また身内にお願いしようと思っても、適齢のドナーがいない可能性も考えられますね。エッグドナーを活用すればこのようなことに悩む必要はなくなるため、エッグドナーを選択するケースが主流です。

卵子ドナーの選定は重要なプロセス

納得できる卵子ドナーを見つけるためにも、意向を十分にヒアリングし、最適な条件の候補者とマッチングしてくれるエージェントを選定することが大切です。

海外エージェントの中には、卵子ドナーの顔写真を確認できなかったりこちらで卵子ドナーを選定できなかったりするところもあり、卵子ドナーを勝手に決められてしまう場合もあります。

エージェントが卵子ドナーの情報を、可能な範囲で詳しく開示しているかをしっかりと確認しましょう。

卵子ドナーになれる条件を見る

エージェントからの紹介が基本

日本では、第三者から卵子ドナーを見つけたい場合、卵子提供の専門エージェントから紹介を受ける形が基本です。

日本では卵子被提供者の希望のほとんどが日本人卵子のため、日本で卵子提供を行うエージェントへの登録は卵子ドナーも日本人が中心です。

日本国内に住んでいる女性はもちろん、海外留学中の日本人女性などの卵子も登録されていて、さまざまな選択肢が用意されています。

もちろん、希望によってはアメリカやヨーロッパ、アジア人などを選ぶことも可能です。ドナーの年齢や人種、肌の色など、細かく希望したい際には、希望に合わせた卵子ドナーを紹介してくれるエージェントを選びましょう。

卵子ドナーの登録を行っているエージェント一覧

卵子バンクからスムーズに提供ができる場合も

卵子提供エージェントが卵子バンクの運営も同時に行っているケースが多く、場合によっては卵子バンクから卵子を提供できる場合もあります。

卵子ドナーを見つける際の疑問

卵子ドナーを探してみたいけれど、事前にどの程度の情報を知れるのか、どれくらい費用がかかるかが分からない…と不安になっている方もいらっしゃるでしょう。

ここでは、卵子ドナーを見つける際のよくある疑問について解説しています。

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卵子ドナーの情報を知ることはできる?

自分の希望に合わせた卵子ドナーを見つけられるよう、登録されている卵子ドナーごとの情報はある程度閲覧できるようになっています。

閲覧できる情報は、卵子ドナーの生年月日、身長、体重、血液型、最終学歴、職業などの基本情報に加え、現在の写真や幼少期の写真です。

また、ドナー経験の有無親族の遺伝的疾患の有無についても確認できます。

ただし、卵子ドナーの情報を閲覧できる場所は「卵子提供エージェントの社内のみ」など、指定された場所のみに限られている場合がほとんどです。

ドナーにお支払いする費用は?

現行の法令・規則では、卵子ドナーに報酬を支払うことはありません。

ただし、卵子ドナーの登録から提供までの費用、治療にかかる一切の費用は、「卵子提供プログラム費用」として、被提供者(レシピエント)が負担することになっています。

卵子提供プログラム費用には卵子ドナーの診察料や血液検査料、カウンセリング料、採卵費用、傷害保険、休業補償や交通費などが含まれており、ドナーには一切の費用負担がかからないようになっています。

治療を行う施設やドナーの住む場所によって費用の総額は異なりますが、200~300万円ほどとなります。

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40歳以上、早期閉経、ターナー症候群など、排卵の不順が原因で悩む方のための新しい不妊治療「卵子提供」。今や年間300人以上の赤ちゃんが、卵子提供によって誕生しています。そんな卵子提供について、日本が置かれている現状や、海外で移植を受けるために知っておくべきこと、また提供を受けた方、ドナーとなった方それぞれの体験談をリサーチした結果を掲載。卵子提供を望むご夫婦の強い味方となってくれる、国内のエージェントの一覧も掲載しておりますので、参考にしていただければ幸いです。

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