はじめての卵子提供ガイド

卵子提供のリスク

卵子提供を受ける方へのリスク

卵子提供を受ける方への様々なリスクについて紹介いたします。

高齢出産のリスク

卵子提供を受ける条件にはいろいろありますが、基本的には子供が授かるには『卵子提供以外に方法がない』にのみ可能となるのが大きな条件です。早期閉経、卵巣を摘出している、卵子や卵巣に問題があるなど、結果的に卵子提供を受ける方の年齢は比較的高く、平均で40代半ばです。

そのため卵子提供を受ける方はその時点で高齢出産となり、それが大きなリスクともいえるでしょう。妊娠高血圧症候群のリスクも高くなります。妊娠高血圧症候群は早産や未熟児、胎児死亡、死産といった最悪のケースも引き起こす恐れがあります。また胎児だけでなく母親が脳出血を起こすこともあり、母子とも命に関わる怖い病気になるのです。

多胎出産のリスク

卵子提供は体外受精と同じですので、複数の受精卵を子宮に戻すことになり、双子や三つ子など多胎出産になるリスクもあります。多胎出産も妊娠高血圧症候群のリスクが高まりますし、母体の貧血や、胎児発育不全なども引き起こす可能性があります。お腹が大きくなるので腰痛などのトラブルも起こりやすく、帝王切開になることも少なくありません。そして、自身の卵子で体外受精をした時よりも、早産率が1.5倍(全体の46%)にもなると言われています。

費用面のリスク

卵子提供を受けるには高額な費用がかかります。さらに卵子提供を受けても妊娠しない、もしくは妊娠しても流産してしまうこともあります。その場合、再チャレンジする時にはさらに費用がかかってしまうでしょう。

卵子提供で生まれた子供に説明をするリスク

子供が大きくなった時、何らかの事情で卵子提供を受けたことについて説明をしなければいけなくなるかもしれません。将来的にそういったリスクも考えておく必要もあるでしょう。

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卵子提供する方(エッグドナー)のリスク

卵子提供する方のリスクは、医者の腕前だけでなく、提供する方自身の精神的リスクも存在します。

排卵誘発剤使用のリスク

卵子提供をする方は人工的に排卵を起こす排卵誘発剤を使用します。この排卵誘発剤の使用により卵巣過剰刺激症候群を引き起こし体調が優れなくなることもあります。この病気を引き起こすこと自体稀ではあるのですが、重症化して腎不全や血栓症になる可能性もゼロではないでしょう。

それ以外にも一時的な子宮頚管粘液の減少、子宮内膜が薄く妊娠しにくい状態になるなど言われています。また、複数の卵子が排卵される可能性もあります。ただ、これらにより次回の妊娠に影響を及ぼしたり閉経が早まることはないと言われています。

採卵手術のリスク

排卵手術は膣壁から卵胞に針を刺して卵胞液と卵子を採取するという方法です。難しい手術ではないとはいえ、麻酔もしますし手術である以上100%安全ということはありません。健康な身体なのに、手術をしなければいけないというリスクはあります。

長期間の自己管理リスク

卵子提供をする場合、数ヶ月前から自己管理をする必要があります。制限が多いわけではありませんが、何をしても構わないわけではありません。特に海外で卵子提供をする場合には、自分で排卵誘発剤を注射しなければいけないなど、自己管理のリスクはあります。

精神的なリスク

卵子提供のドナー登録は比較的気軽に申し込む方もいます。軽い気持ちで申し込んだものの、実際に卵子提供をするとなった時に、契約書を交わしたり、卵子提供の説明を詳しく受けると、不安になることもありでしょう。また、『自分の卵子で他人が子供を授かる』などいろいろな感情も湧き上がってくることもあります。そういった精神的な負担もリスクの一つです。

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はじめての卵子提供ガイド

40歳以上、早期閉経、ターナー症候群など、排卵の不順が原因で悩む方のための新しい不妊治療「卵子提供」。今や年間300人以上の赤ちゃんが、卵子提供によって誕生しています。そんな卵子提供について、日本が置かれている現状や、海外で移植を受けるために知っておくべきこと、また提供を受けた方、ドナーとなった方それぞれの体験談をリサーチした結果を掲載。卵子提供を望むご夫婦の強い味方となってくれる、国内のエージェントの一覧も掲載しておりますので、参考にしていただければ幸いです。

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